私がTIを認識するまでの軌跡④
~住居別・被害経歴書~
【 2008年夏~2011年春 中野・Bアパート】
このアパートは、隣に大家さんの一戸建てがあって、
確か、元々ご両親の為に建てた平屋でしたが、亡くなられて住み手がいなくなり、人に貸しているというお部屋でした。
女性(単身者)限定の2部屋で、奥の部屋は既に人が住んでおり、私が道路に面した手前の部屋だったのですが、一見して賃貸アパートには見えず、周囲はすべて一戸建ての住宅に囲まれていて、最初はそれが私には安心感でもありました。
大家さんは40~50代の優しいご夫婦でした。
お子さんがいたような気もしますが見た記憶はありませんでした。
引っ越して、大家さんはもちろん、隣の部屋の女性にもすぐ挨拶に行きました。
同年代(30~40代)の女性で、確かゴミ出しの場所を確認した際、
玄関から出て場所を教えてくれて、「優しい人だな」とほっとしたものでした。
しかし、住み始めていつ頃からだったでしょう。。。
まず隣の女性が玄関のドアを閉める際の「バン」という、かなり大きな音が気になりました。
朝、早かろうが、夜、遅かろうとも、
よく「バン」という大きな音を立てて閉めるのに「!」となったものです。
木造アパートでしたから、けっこう響きます。
普通に閉めればいいのになぁ…と単純に思ったものです。
でも最初に挨拶した時の好印象があったので、しばらくは「たまたまなのだろうか…」といい方に自分を納めていたと思います。
そのうち、隣人の部屋に男性が度々来ていることに気づきます。
彼氏かな?と単純に思っていましたが、
女性が出かけて数分後に、別の人が部屋に入る物音がしたり(そういう時のドアの音は普通でした)夜など男性の声がしたり、女性以外の人が出入りしていることに気づきます。
そして、こちらの動きに合わせた「タイミングのいい物音」などはここでも経験します。
住み始めてから1年か、2年か、、、、
どの位かは覚えていませんが、日々の大きな物音がどうしても気になって、大家さんに相談したことがありました。
大家さんも隣に住んでいて、玄関のバタンという大きな音はよくわかっていたようです。
それ以外にも賃貸契約上の事で何かあったのか、大家さん側の判断で、
「隣の〇〇さんの契約は更新しないことになりましたので安心してください」
というようなことを言われたのです。
ちょっとびっくりしたと同時に「ああ、引っ越してくれるんだ」と単純に安堵しました。
その後隣人女性は引っ越しましたが、程なくして新しい女性が引っ越してきました。
向こうからの挨拶はなかったので、どんな人なのかはわからずじまいでしたが、
やっぱり「タイミングのいい物音」は新しい人になってからもありました。
そして、次の住人も頻繁に複数の人の出入りがありました。
手前にある私の部屋の前を人が通るので、徐々に落ち着かない気分になりました。
この頃はもういつ引っ越しをしようと考えていました。
というのも、実はこのアパートに住み始めて1年程経った頃に見てもらった
ある占い師さんの言葉にずっと引きずられていたのです。
元々占いは好きで、友人の口コミや、雑誌、HPで調べて「この人」と思った人に見てもらうことがありました。
当時私は、仕事を含めた進路の事で悩んでいて、相談したいと考えていました。
その人は雑誌やHP等に紹介される、人気鑑定士(男性)として有名な方でした。
占いというより、霊視鑑定をされる方です。
その人に思いもかけない事を言われたのです。
まずは仕事の話をしました。希望の持てるいい話ができて、とても嬉しかったことを覚えています。
その話がひと段落してから、住んでいるアパートの事について話し始めました。
確かまだ引っ越しして1年位のはずだったので、隣の女性はまだ引っ越す前の、1番目の人だったと思います。
「玄関のドアを閉める音がうるさいし、タイミングよく物音をたてられたりして、どうも嫌がらせを受けている気がする…」
「でも挨拶もしたし、普通の女性だったし、私の気にし過ぎなんですかね、、」
「あ、でも、そもそも今の家に引っ越してきたのは、前に住んでいる隣の男性から嫌がらせを受けて、それが嫌で急いで引っ越したんです。。。」
そんな話をしたと思います。
しばらく私の話を聞いていた男性は、
「隣の女性は、、、まぁあまり気にしなくていいよ。大丈夫だよ。」
「でも、前の家は引っ越してよかったね。隣の人は君のストーカーになっていたよ。たぶん、盗聴もしていたんじゃないかな。だから、この今の家の場所も探すかもしれない。ちょっと気を付けた方がいいね。この家は本当はあまり長居しない方がいい。。。」
え? そ、そんなぁぁああ )゚0゚(
経済的に無理して引っ越したのに、また引っ越し?
正直ショックでした。
実は、練馬からは離れたくなかったので、引っ越し先の中野のアパートは、
前のマンションから距離的には駅一つ分、自転車などで来れる距離でした。
そして、、、
隣の大学生はやっぱりストーカーだったのか、と納得したことを覚えています。
(※あくまで鑑定士さんの霊視なので、「信じるか信じないかはあなた次第」な話です。ただ練馬に住んでいた時、怖くていつからか玄関ドアのチェーンロックをし始めたことなどを、私が話す前に向こうから話し始めたりして、当時私は鑑定士さんの言葉を信じていたのです。)
でも、あれから10年近くが過ぎて、自分が組織犯罪のTIとわかってから思い返すと、そもそもあの鑑定士さんはこの組織犯罪はわかっていたのだろうか、とか、
思考盗聴や思考介入もあるとしたら、
あの鑑定自体が誘導だったのだろうか、などと思ったりもしました。
でも、、、深読みするときりがないので、
まぁ過去の事として、じゃ~とトイレに流します。。。^^;
しかし、この時の私はそれを知る由もありません。
占い以来、常に身の回りを気にしたり、少しでも不審に思う人や物などに警戒するようになりました。
でも結果として、練馬のストーカー男性に遭うことはありませんでした。
それよりも今住んでいる隣の住人に対する悩みというか、ストレスが大きくなっていました。
そして転職を機に3年でこのアパートは引っ越します。
ちょうど震災の年、2011年でした。
その他にこのアパートで経験したことです。
●朝、目が覚めると同時にヘリコプターの音が聞こえてくるという事が頻繁にありました。(それまで気になったことはなくて、とても印象深く覚えていました。2017年に被害者と気づいた時、 このヘリコプター音が「被害者あるある」だったと気づいて驚いたものです。)
●アパートの逆隣は、70代位の老夫婦の住む一戸建てでしたが、休日に買い物などで出かける時、或いは戻ってきた時など、やたらと玄関先に出ていて、こちらを見ていることが多かったことを覚えています。
●外出しようと外に出ると、向かいの一戸建ての家の前にスーツを着た男性が何をするでもなく立っていたことがありました。住宅街なのでとても目立ちます。その他に、自転車で若い男性に尾行されたこともあります。
今ではもう慣れた「付きまとい」ですが、このアパートにいた3年間で、数える程ですが、この頃からおかしな事はあったなぁと思い出しました。
●とある選挙の時、仕事先で知り合い、プライベートでも仲良くなった知人男性から某政党への投票をお願いされましたが、お断りしました。(以前勧誘を受けた、某新興宗教団体の支持政党です。)
続きます。